
学資保険を比較・検討していると見慣れない用語が多く、戸惑う人も多いことでしょう。
ここでは、学資保険を含め生命保険の用語で欠かせない主契約と特約について説明しましょう。
学資保険を含め、生命保険商品は様々な機能を持つ保険の種類を組み合わせて商品が構成されています。
この商品の構成は、主契約と特約に分かれます。
主契約はとは、保険のベースとなる部分です。
子供の年齢や入学時期に応じて祝金や学資金、満期金を受け取るのが学資保険の主契約です。
一般的に契約者が万が一の場合に保険料支払いが免除されますが、この保険料支払い免除が特約となっている学資保険もあります。
主契約の中に育英年金や一時金の受け取りが組み込まれている場合もあります。
同じ学資保険でも主契約の内容は商品によって違いがあるので、しっかり確認しておきましょう。
特約は主契約に付加することで保険の補償内容を広くすることができます。
ただし、医療特約だけ、のような特約のみの契約はできません。
学資保険では医療保障や育英年金が特約として利用できることが多く、主契約に付加するかどうかを決めることができます。
商品によっては、主契約に付けられる特約が決まっているので、どのような特約が付けられるのか比較することも重要です。
特約をはずすことは可能ですが、主契約を解約した場合は自動的に特約も解約となります。
同じ名称の特約であっても内容が会社によって異なる場合があるので、必ず詳細を確認することも重要です。
学資保険のシミュレーションには、主契約部分のみ場合を表示されることが多くあります。
主契約だけを契約するのか、特約もつけるのかなどを主契約の内容をしっかり確認し、各社の商品を比較して学資保険を決定してください。
主契約だけ契約して医療保険は別に契約、という方法もあります。
無理のない支払いができるような契約を心がけて、学資保険を選んでください。
学資保険の契約者は子どもの両親のどちらかが一般的です。
保険会社によっては、祖父母が契約者になれる商品もあります。
学資保険では、契約者や子どもの年齢が決まっていますので、特に祖父母が契約しようとする際には注意が必要です。
契約年齢も比較・検討の際にしっかり確認しておきましょう。
かんぽ生命の新学資保険の場合、契約者の加入年齢は男性は18~55歳、女性は16~55歳です。
被保険者(子ども)の加入年齢は種別によって異なります。
生存保険金付22歳満期学資保険・18歳満期学資保険は0~12歳、15歳満期学資保険は0~10歳、生存保険金付18歳満期学資保険は被保険者0~9歳です。
”学資給付金付き アリコのこども保険”の子どもの契約年齢範囲は0歳(生後3ヵ月以上)~13歳、父親が18~59歳、母親は16~59歳となっています。
育英年金つきのプランの場合には父親の契約は22歳からとなっています。
ソニー生命の学資保険では、祖父母の契約も可能で一時払いであれば、契約者の年齢は男性18~75歳、女性16歳~75歳となっています。
学資保険は生命保険なので、契約者と子どもの健康状態の告知が必要となります。
健康状態によっては契約できない場合もあることを知っておきましょう。
このように、商品によって契約加入年齢に範囲が異なるので、契約したい商品に加入できるのかどうか、子どもがある程度大きくなっている場合や祖父母が契約者になる予定の場合、必ず年齢も確認しておきましょう。
いろいろな条件を比較して、子どものために一番良いと考える学資保険を選びましょう。
学資保険の解約についてといっても、契約したけれど解約して別の商品の契約をしたい場合もあれば、保険料の支払いが難しいという理由などが挙げられます。
解約の方法の1つにクーリング・オフがあります。
クーリング・オフを利用すると理由の如何を問わず、契約を無条件で解約することができます。
学資保険を含め保険の契約は、現在多くの会社でクーリング・オフを利用ができます。
クーリング・オフができる期間は、クーリング・オフに関する書面を受け取った日、もしくは申込日のどちらか遅い日を含め8日間です。
保険会社によっては、クーリング・オフ期間を8日より長く設定している場合があり、その場合にはその長く設定した期間内でその商品のクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフの際、クレジットカード払いの契約にしている場合には、クレジットカード会社に忘れずに連絡しておきましょう。
クーリング・オフ以外の一般的な解約では、解約して解約返戻金を受け取ることになります。
しかし、解約返戻金は通常、支払った保険料額を下回ります。
契約期間が短いと返戻金がない場合もあります。
せっかくの保障をなくしてしまうのはもったいないですし、これからの生活の不安にもつながるので、できるだけ解約しないで済む方法を考えましょう。
保険料が高いのが理由という場合には、解約せずに主契約に付けている特約をはずして保険料の金額を抑える方法もあります。
保険契約を続けながら、貸付を利用する方法もあります。
保険料の支払いに困った場合、まず保険会社と相談して無理にない支払いの方法を考えましょう。
学資保険を保険料支払いに困っての理由で解約しないよう、契約前にはきちんと保険料を比較して商品を考えることが重要です。
無理のない保険料で、どのような保障内容にするのか、様々な商品を比較・検討して決めてください。